進研ゼミ小学講座のプログラミング講座について解説します。
この記事を読むとわかること
進研ゼミ小学講座のプログラミング講座に関して、
- 追加費用なしの講座と有料オプション講座の違い
- 身につく力
- 費用
- どんな人におすすめか
進研ゼミ小学講座のプログラミング講座の種類
進研ゼミ小学講座の中には、2種類のプログラミングを学べるコースがあります。
ポイント
- チャレンジ or チャレンジタッチの追加受講費なしのプログラミング講座
- 有料オプションのプログラミング講座
チャレンジ、チャレンジタッチの追加受講費なしのプログラミング講座
チャレンジもしくはチャレンジタッチを受講している場合は、プログラミング講座が含まれています。
紙ベースのチャレンジの場合はインターネットに接続して受講する方式です。(Windows、Macそれぞれ対応)
大きく3つの学びに大別できます。
ポイント
- プログラミング:新学習指導要領で求められている「目的をもって、手順を考え、その先の手順を見直すことで課題を解決する」論理的思考力を身につける
⇒目的を達成するための手順を、試行錯誤しながら論理的に考える「プログラミング的思考」を身につける教材。
また、<教科×プログラミング>で、その学年の算数や理科などの学習内容をより理解できる教材もある。 - 情報モラル:情報を安全に活用する力をつける
⇒マナーやリスクをふまえて上手に情報や情報技術を活用していけるように、よくあるトラブルへの対応を疑似体験しながら学べる教材 - 情報デザイン:デジタル機器を効果的に活用できる
⇒タイピングの練習や、目的や相手に合わせた課題の設定、情報の収集、整理・分析、表現、発信・伝達(動画・新聞作成などの疑似体験)を楽しく学べる教材
対象年齢:小学1~6年生
有料オプションのプログラミング講座
学校教育を超えたプログラミング的思考力を身につけることを目的とした講座です。
レッスンがあることと学習量が有料オプションの大きな違いとなります。
1か月に14レッスン、年間168レッスンで1週間に約20~40分です。(もっとやりたい人向けのコンテンツもあり)
ビジュアルプログラミング(ブロックプログラミング)を使用します。
対象年齢:小学1~5年生
進研ゼミ小学講座のプログラミング講座の料金
チャレンジ(チャレンジタッチ):3,250円/月~(税込み、1年生12か月一括払いの月額換算)
有料プログラミング講座:2,900円/月(税込み、12か月一括払いの月額換算)
チャレンジ(チャレンジタッチ)にプラスで費用が発生します。
進研ゼミ小学講座のプログラミング講座の難易度
有料講座の中にはレベル1~4があります。
レベル1:アニメーションの一部をプログラミングできる/物事を分解して手順を考えられる
レベル2:簡単なゲームをプログラミングできる/目的に合った条件や手順を考えられる
レベル3:身近な製品のしくみの一部をプログラミングできる/コンピュータの仕組みと働きがわかる
レベル4:これまでの学習を応用した多様なテーマのプログラミングができる/社会課題を意識してプログラムを作れる
進研ゼミ小学講座のプログラミング講座の解約
現状、解約は電話のみとのことです。
まとめ
進研ゼミ小学講座のプログラミング講座について解説しました。
基本は、プログラミング講座の内容で進研ゼミに決めている方は多くないと思います。
その他の教科との兼ね合いで進研ゼミを受講している方は、
講座内のプログラミングの勉強で物足りない場合にオプションを検討するとよいと思います。
学習指導要領で求められているのは、
あくまでプログラミング的思考力でありプログラミングできる力ではないため、
とりあえず学習指導要領をカバーできれば良いという方はオプションまでは不要そうです。
とはいえ、こどものもっとやりたい意思があれば後押ししたいですね。
個人的には、レッスンもあるため周辺の情報系の知識も含めて体系的に学ぶことができ教材にお任せできるのが進研ゼミでその分費用はかかる印象です。
共働きなどでこどもの勉強をあまり見てあげることができない方などにはよいと思います。
一方、こどものやる気に任せて自分でやり方を試行錯誤してほしい場合は、
マイクロビットなどを渡してみるというのもありかなと思います。
数回の受講費より安くあがること、将来的にPythonなどのテキストプログラミングに発展可能な点がメリットです。
またロボットなどの実体を見ながら試行錯誤できる点は、やる気も継続しやすい子が多いと思います。
マイクロビットに関して興味がある方は下記の記事を参照いただければと思います。
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